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梅の香りも…

日本最古鐘の音を、急に聴きたくなり、太宰府の観世音寺に向かった。
通常、除夜くらいにしか撞く事が出来ないので、管理の方にお願いして、録音した鐘音を宝物館で流して戴いた。
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何度も鳴り続ける、古雅な空気のうねりに、記憶に強く残る人の営みが現れては消えていく…
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歌舞伎界では勘三郎さん。襲名の時、そしてご葬儀。
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さらに、團十郎さん。勧進帳は私の記憶にいつまでも刻まれている。
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九州国立博物館から太宰府天満宮に参り、五分咲きの飛梅の香を匂いだ。
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宵、博多中洲で仕事のはねた娘と待ち合わせ、彼女のリクエスト、ちんやで糸島牛のスキヤキ。翌宵は剣先イカの活け造り等、〆はshin shinのとんこつラーメン。
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食べている瞬間には、記憶に残る味覚に脳も鮮明な働きなのだが、ほんの少しの時間が経過すると、どうも頼りない記憶ばかりになってしまう。
これも、また美味しいものを食べに来ようと言う、単なる理由づけをしているだけなのかも知れない。
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by cantare-so | 2013-02-10 10:33
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