オールドクライマー

40数年前は、岩登りばかりしていた3人だが、今は脇見歩きで、山での収穫無しは考えられないオールドクライマーだ。
たまには北アルプスの稜線で、1人1テントを担ぎ上げ個室にして、一杯やろうと言う訳で、燕岳に突き上げる日本三大急登の合戦尾根を登ることに。
まさに年寄りの冷や水。
やっぱり安定しない天気で、前夜からどしゃ降りの雨。
さっさとテントを車に放棄して重量制限、小屋泊に宗旨を替えて登りはじめた。
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ゴアの雨具でも中は汗で美酒濡れならぬ、びしょ濡れだ。
森林限界を超え、2600mから2700mを上下する稜線に。
ガスの巻く岩山を見ながら、熱いコーヒーを沸かしボケっと座り込む、幸せな時間だ。
翌朝は雲海湧く日の出前から、4時間くらいしか持たないだろう予報を頭にいれピークへ。
南は槍ヶ岳から笠ヶ岳、そして双六から鷲羽の稜線。
北は蓮華、鹿島槍、劔が見える限られた時間のなかに身を置いていた。
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あとは、木ノ実や秋の訪れを知らせる茸に眼を凝らしながら、下山路を辿った。
前日に手にした、幻の茸オオツガタケ三本。それにハナイグチとシラタマの木ノ実を肩に下げた袋に入れた。
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予備日は温泉泊と決めていたので、質素だが登山口にある中房温泉の玄関に立った。
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露天風呂をはじめ、風呂巡りに時間を流し、秋宵には歌も俳句の吟じる力も無く、わずかな燗酒に眠りに深く落ち込んだ。
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by cantare-so | 2013-09-09 23:22
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