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今秋もまた

去年も、ほとんど同じ時期に妻と登った「金峰山」2599mに、今回は娘とルートを辿った。
「二兎追うものだけが、二兎を得る」
登りだしが11時と遅かったのと、「ショウゲンジ」茸採りに集中していたので、朝日岳までは登山より茸目専門。この山のこの時期は、茸の森で、数歩踏み出すたびに様々な茸を見ることが出来る。
だが、欲深い人の都合では、残念ながら食用に適さないものがほとんどだが…

ガレ場を通り抜け、ガスが巻き折角の展望の良い場所からは山も見えず、五丈岩さえ白の幕の内にスタンバイだ。
昼食に用意した、おにぎりとインスタントラーメン(九州とんこつ*うまかっちゃん)をすすり、谷中生姜に味噌をつけて齧るうちに、にわかに速攻登山モードになり、同行の山岳会先輩O氏に茸採りは任せ、娘を促しガレ場を下り、急登して森林限界の這松帯まで一気に、さらに岩が重なるピークまでピッチを上げた。
幸い稜線に出たタイミングで、富士山、八ヶ岳、南アルプス、瑞牆山を望むことが出来た。やれやれ一兎を獲得。
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下では茸の森深く分け入っているのか、O氏と無線が繋がらない。
ガスも湧き始めたので、20分ほど頂上を楽しんだのち、下山を開始した。
かなり急いでも4時にはなってしまうのを感じながら、登り返しも休まず急ぐ。
やっと無線も繋がり、「ショウゲンジ」
16本の良い通話結果だ。
強欲なシャイロックは、登山途中で自ら採った4本に加えて、O氏の茸半分の上前もはねて二兎を得る結果に。
持参した餅も焼く暇なく、汁粉も食べずに帰途についたのが、
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心残りと言えば、心残り…


♪♪♪♪♪
by cantare-so | 2014-09-09 22:25
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