あれ?確か前回の投稿で谷川岳とあったのに…と思われた方。
実はそこに辿り着く前に、これまたもう一つのフィールド、上越国境近くに居たのです。
最近は滅多にお目にかかれない、カジカ
を天ぷらにしてもらい、山菜と手打ち蕎麦のお昼。
渓流に竿を伸ばし、山女と岩魚を釣り、秋の夕べ、ビラでカラヤン最後のサントリーホールライブCD、ブラームス交響曲第1番に聞きほれていた。
やっと、もう一つの自分らしさを取り戻して、いよいよ娘との約束、今秋二座目の谷川岳へ。
前日は雨、朝登り始めは深い霧。
私の中にはブルックナーの交響曲第1番の冒頭が鳴り始めた。
アバドとウィーンフィルのテンポ。
肩の小屋、トマの耳、オキの耳、一ノ倉のぞきの手前まで往復。風も強く、有難い事に雲を払ってくれる、途切れ途切れの展望だ。
岩陰でバーナーを点火して、娘と温かい食事と飲み物を味わう、こんな幸せな時間に感謝が溢れてくる。
さあ、またコンサートを続けなければ。
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