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ラクレット

ラクレットにすっかり嵌っている。

発端は4年前のスイスで、この年は5月と9月に同じ場所に旅行し、アイガーとユングフラウ・ヨッホをまじかに眺めながら、クライネ・シャイデックのレストランで食べた、この二度の味がすっかり忘れられなくなってしまったのだ。

茹でたジャガイモにこのチーズを溶かしてうえにかけただけの、いたって素朴な山の料理だ。円盤型のチーズを半円に二つに切り、暖炉にかざすか、専用の容器に入れオーブンで溶かし、ナイフで削るので、ラクレ(削る)というフランス語がこの料理の語源になったそうだ。

アルプスの少女ハイジが、棒の先に刺し暖炉の火にかざして食べているのが、どうもこのチーズに違いない。アルプスの山を思い浮かべるチーズに、トム・ド・サヴォア、エメンタール、フォンティーナなどがあるが、このラクレットが、やはり私は一番美味しく感じる。スイスのヴァレ州で主に生産されているが、フランスのサヴォア地方にも同じチーズがある。

もともと独特な匂いと濃厚な味が特徴だが、それぞれの生産地で違いがあるようだ。さらに同じチーズでも熟成度により、印象が変わってしまうから、好みの比較は一概に言えない。

あまり高価なものではない辛口の白ワインか、ビールがあれば充分、実際かえってこのランクの物が口に良く合うくらいだ。固く焼いたくるみ・レーズンパンと一緒に、自宅で食べても大満足だが、チーズの値段が日本では、たっぷりかけられるほど安価じゃないのが、やや気にかかる・・・・まあ仕様がないか。
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by cantare-so | 2006-05-14 11:18 | フレンチ