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ピエール・マルコニーニ

羽田空港の第二ターミナルビルのなかで、一番目立たない場所を、わざわざ選んだとしか思えない隅っこにその店はある。何時行っても列に並ばなくてはならない銀座店とは違い、やや閑散とした感じさえするのは、チョコレートNo1人気の店としては意外だ。

例の1600円のチョコレートパフェはないのだが、アイスクリームは販売していて、店の前で紙カップ一個630円を、じかにフロアーに座り込んだりして2、3人が食べている。

私は搭乗時間まで20分しか時間がなかったので、すぐに店員に注文、
「飛行機の中で食べたいので二個下さい」
「10分ほどして良く練ってお召し上がり下さい」・・・ご親切にどうも、
「それでは飛行機に乗るまでに溶けてしまうので、ドライアイスを入れてください」
「三個からしかお入れできません」・・・あらあら、不親切にどうも、
「お金を出しますので、お願いします」
「三個からにしております」・・・融通が利かないね
「どこかで立ったまま、良く練って食べろという事ですか」
「・・・・」冷ややかな笑いと、顔を見合す店員三人。

その10分後、勿論私は美味しくいただきました。搭乗口前列のベンチに腰掛けて、列をつくっている人達の視線を感じながら、埃っぽい秀逸な環境の中で良く練って口に運び、最終バスに乗り込みました。

これこそまさに美味感懐だったとでも言っておきましょう。
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by cantare-so | 2006-08-27 11:13 | フレンチ