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イメージ通りの幸せ、そしてマッコリ


韓国の一月は、一年のなかで最も寒い季節だと聞かされて、覚悟して来たのだが、暖冬のお蔭でそれほどでもなく、快適な数日を過ごす事ができた。

宿泊のホテルで希望したオンドル部屋は、地元韓国の人達で満員のため叶わなかったが、開けっ放した部屋の前を通ると、大宴会の盛り上がりで、その後、夜遅くまで声が聞こえていた。これも旅情のひとつと思うと、子守歌のように響いてくるので苦にもならない。

f0133771_1405080.jpgさて、藁葺きの民家の小さな縁側に腰をかけて、マッコリの徳利を置き、杯を重ねて破顔一笑の私。これこそイメージ通りの幸せを絵に書いた、いや、写真に収めた、永久保存版。

しかしこれはタネを明かすと、チャングム・ワールドのセット、そして肝心のマッコリはこの日酒屋は閉店で、杯の中は空っぽ。残念ながら、私にとってこれこそ儚い夢のシーンになっています。マッコリは勿論、二皿の酒の肴を味わう、至高の機会は当分おあずけになりました。
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by cantare-so | 2007-01-25 01:15 | コりアンフード

パリの手打ち蕎麦

暮れのパリは、シャンゼリゼーの雑踏を除外すれば、ほとんど静かに散策出来る。サンジェルマン・デュプレの宿から、マスネーが住んでいた家を通り過ごしてリュクサンブール公園に足を踏み入れると、何だか自分が現在パリに住んでいるような錯覚に陥る。

しばしの散策のあとはやっぱりカフェでの一杯のグラス・ワイン。ドゥ・マゴでもフロールでも構わない。サンセールにしようか、ボルドーにしようか、いづれも冷えた身体と心を温めてくれる。

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さてフロールの路地を入った左側に「円」がある。オンワード樫山の出資らしいが、パリで唯一、勿論ヨーロッパでもここしかない手打ち蕎麦屋がある。24、25日のクリスマスと月曜日は休んでいるが、なかなかの繁盛ぶりだ。客は日本人だけではなくフランス人も多い、それも手馴れた箸さばきで蕎麦をたぐっている。

フランスでもブリュターニュは蕎麦の名産地で、クレープはよく食べられているが、そば切りは習慣にない。最近はワカメが健康食品で店に並んでいるが、ひょっとしてそば切りもブームになるかも知れない。やや柔らかめだが、こしもあり風味は悪くはない、つけ汁も及第点、これで太い粗引き田舎蕎麦があれば文句なしだ。もっと旨い蕎麦になる問題は水かも知れない。と思いつつまた来るだろうと独り言を呟いた。
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by cantare-so | 2007-01-04 11:02 | 和食