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ムール貝巡り

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パリのシャンゼリゼー大通りにある、ブリュセルと言う名のムール貝専門店はいつも行っても大混雑の繁盛店。人気は白ワイン蒸し&ミルク煮のスタンダード派だが、エスカルゴ風も良いアイデアだと思う。

二枚貝の一枚を外し、スプーン代わりに使って瞬く間に5、6個を口に放り込むと、多分誰でも幸せな気分になれる。(貝嫌いの人を除いて)
ここは白ワインよりベルギー・ビールがお薦めで、やや喧騒だが値段も安く気楽なところが良い。

私はムール貝が好きで、訪れたヨーロッパの都市のレストランのメニューから、真っ先にムール貝料理を探し出すのが得意である。イタリアではコッツェと言うが、トマト味のスープ仕立てが、見かけ小さなバケツに山ほど入ってくる。ヴェネツィアでまるで貝塚のように重なって出てきた時は、さすがに驚いた。お蔭で最近では皿に盛ったものは量が少ないと感じる始末だ。

昔、ジャン・リュック・ゴダールの映画で、女がムール貝を食べるシーンがあった。食べ終わった殻を行儀悪く皿に放るのだが、目の前の男の顔や服に汁が飛びはねて、それを執拗に繰り返すのが印象的だった。その頃の私はムール貝など食べた事もなかったから、それがいつまでも記憶の中に残っているのかも知れない。

ルツェルンのイタリア・レストランのズッパ・ディ・コッツェは本当に美味しかった。その後再び行った際に捜したが見つけられず、何かとても心残りだった。パッケージの素敵なバルサム・クリームの店の近くにあったのだが。
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by cantare-so | 2007-03-06 00:57 | フレンチ