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巡礼の道 Ⅰ

 北スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す、巡礼の道を旅して見たいと思ってから、20年以上の歳月が流れている。
「こだわりの旅」には、いつものことだが、たくさんの思いと時間がこめられている。
 2007年秋、私たち宗ツアーはアムステルダムを経由して、空路マドリードで一泊。明くる日の午後から本格的な旅を始めた。
数年前の列車テロ以来、アトーチャ駅は厳しい荷物検査。その混乱の列に些か僻々しながら、特急列車でナヴァラ州のパンプローナへ。
 バスク名ではイルーニャ。どちらの名称もふさわしく響いてくる。

 旧市街にのびるいくつもの長い路地は、魅力ある風景と喧騒を秘めていて、ここの有名な「牛追い祭り」は、さぞやを想像させてくれる。
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ヘミングウエイゆかりの古めかしいカフェ、そして闘牛場、大聖堂をめぐる石畳の路面には、帆立貝の印。これこそ巡礼の道に入ったことを実感した。
 さて、明日は念願の「ハビエル城」(フランシスコ・ザビエル誕生の地)。私の生まれた豊後の国大分市、昔の府内にまで、なんとザビエルはやって来たのだ。この春に、彼が初めて日本に上陸した鹿児島のゆかりの史跡めぐりに、これこそ行ったかいがあるものだと、ひとりひそかに悦にいってはいたが。
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 朝霧に包まれたハビエル城にはただ感動。夕日に包まれる時刻にも再度訪れたいと贅沢で我儘な思いにかられた。

 帰路リオハワインのボッテーガに立ち寄り、楽しみのひとつだったワインの試飲。すっかり大手酒造に改築された工場に違和感を感じた通りの、ひどく不味く高価なワインだった。

 この宵は私と妻のミニ・コンサート。f0133771_16365447.jpg

 はねた後の夕食には二晩続けて注文した、ナヴァラのワイン。こちらは安価でなかなかいける旨いワインだ。さて巡礼の旅は始まったばかり、飲みすぎと負担のかかりすぎる心臓を心配して、妻からの黄色信号に素直にうなずき、そこそこの酔いを楽しみながら、ひとまず部屋に引き上げることにした。f0133771_1642679.jpg
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by cantare-so | 2008-01-17 10:49