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日々、感懐。

3月15日、明け方。鶯の初啼きに目が覚めた。
前日は2団体合同で、高田三郎の「水のいのち」「フォーレ「レクイエム」のコンサートを終えたばかり。
しかし、彼はまだ上手く無い、「げちょ、ゲチョ…」それが、また何とも可愛い。
やがて、「ホーホケキョ」と歌うようになるには、半月もかからないのは見事なものだ。
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桜も散り、ゴールデンウィークのある日、妻が興奮して私を呼んだ。
わが家のレッスン室出窓の横に、鳥の巣を発見した!と。
見ると、卵が6個。図鑑で調べると鶯だと判明。
それから夜も心配で、不安な数日を過ごした。がある日、卵が全て消えてしまった。
どうやら蛇に丸呑み込みされたようだ。
人に聞き、蛇やホトトギスの托卵を防ぐには、などと対策を錬る暇もなくやられてしまった…
自然の摂理などと、呟いては見たが、心の中に喪失感が続いた。
山で掘って来てもらった、竹の子で刺身を味わい。アケビやたらの芽も苦さが春を告げている。
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5月20日。毎年決まってホトトギスが夜に啼き始めた。
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「きょ、きょ、キョカキョク」
ガビチョウとホトトギスに、鶯も啼き疲れたのか、スッカリ押され気味だ。
わが家の孵化が上手くいき、来年にはBelcantoの鶯がデビューする夢は、まさに「儚い春の夢」だった。
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by cantare-so | 2014-06-17 11:15