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三浦雄一郎さんが80歳7ヶ月で、エヴェレスト登頂を果たした。
その年齢を超えたパワーと、トレーニングを積んだ努力に拍手を送りたい。同時に、彼を支えたスタッフには、ほんとうに頭が下がる思いだ。 携帯電話もつながらず、テレビも無いランプの宿で、配達された新聞からそのニュースを知った。 ![]() 今年も、駒の湯のラジウム泉の湯に低温長時間浸かった。 ![]() ![]() ![]() 去年より多い残雪。 ひと気の無い林道は、かなり手前で車をデポ。佐梨川の奥壁に喰い込んでいる沢を詰めて、 二日にわたり山盛りの山菜を収穫した。 ![]() ![]() photo:07] [#IMAGE|f0133771_14505478.jpg|201305/25/71/|mid|400|300# ![]() ![]() 快晴。それにしても、真夏のような暑さで、今年の両極端な天候を象徴している。 久しぶりの残雪氷あづきで喉を潤し、衰えを感じる足をさすりながら車は帰途の高速へ。 ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
by cantare-so
| 2013-05-25 14:01
戦国大名としてより、つとに名高いのはキリシタン大名としての大友宗麟だろう。
進軍する際の、先頭は音楽隊(軍楽隊)であったと伝え聞いている。 宮崎県延岡に今も残る地名「無鹿」ムジカ、音楽、つまり大友の音楽隊から来ているらしい。 宗の系図に、耳川で討ち死になど書き記してあるのは、島津と大友の合戦で、大敗した大友方だったからだ。残念ながら奮戦した有力家臣団の中に、その名はない。 その後、豊後未亡人が多数でたとの話が伝え残っている。 ![]() ![]() 滞在もあと一日、見残したものを埋めるために、臼杵まで出かける事にした。 港にはかのザビエルも船を浮かべたかと思うと、かつて訪れた事のある遠い地ヨーロッパのナバラ・ハビエル城にまで、夢と思い出が羽をつけてくれる。 宗麟が築城し、やがて稲葉氏に受け継がれた 丹生島城、城下町の名残りを残す二王座等を歩き、臼杵の磨崖仏まで足を伸ばした。 ![]() ![]() ![]() 平成になり、落ちていた首を乗せ直した大日如来像は、まことに見事だ。 緑溢れる谷に点在する石仏群に、心洗われる思いだ。 食い意地でフグは年中食べられるが、少し季節をはずしているので、鯵寿司のお昼。これは絶品。 ![]() 天候に恵まれ、見るべきものは見、感じるべきものは、感じた。 さあ、大分に戻る事にしよう。 精悍な感じの、オールブラックの車両、特急ニチリンに乗り込んだ。 ![]() ![]() ▲
by cantare-so
| 2013-05-15 10:37
所縁深い、豊前中津へ。
来年度、NHK大河ドラマは軍師黒田官兵衛なので、町中その幟がはためいている。風林火山から新撰組、直江兼定、新島八重等々、いつもご当地になるとこの有様だ。 まずは栗山堂のういろ(外郎)を、わが家へ送って貰う。 我慢しきれず、店先で二つばかり口に。「旨い!」懐かしさが口中に溢れてくる。 ![]() ![]() おきまりだが福沢諭吉旧居へ。小さい土蔵の二階では、今だに勉学に励んでいる諭吉人形が居る。 ![]() ![]() ![]() 官兵衛の石組みで名高い中津城。山国川を防護堀にして何とも実戦的だが、こんな立派な天守閣があったかどうか? 黒田家が城内で謀殺した宇都宮氏、討ち死にしたその家来達の消えぬ血のためで、いまも赤壁に塗られ ている合元寺。 ![]() ![]() ![]() 時移り、奥平氏の時代。 わが、血筋はこの地にも縁が深い。 祖母の出自は今も武家屋敷が残る金谷森ノ丁。わが母方の祖父は晩年上ノ丁に住んでいた。 夏のような陽射しに疲れを覚えたが、 迷路のような金谷を暫く歩き回り、大分へ引き上げる事にした。 ![]() ![]() 従兄弟と連夜の飲み会の折に食べた走り貝は、砂浜を走り回るのでその名前の由来になったと聞くが、これこそ珍味だ。 ![]() ![]() さらに良い思い出がこの先繋がるよう、互いの健康を祈り杯を重ねた。 ▲
by cantare-so
| 2013-05-14 15:49
旅の口実はどうであれ、私自身の疲れをとるため休みたかった。
ふだん思う事の少ないふるさとだが、従兄弟と何十年ぶりかに会い、さらに、大分(府内)で飲む機会に恵まれるのを幸い、心に掛かって思い出せないでいる場所を訪ねて廻る、幸せな時間に身を置いている。 ![]() ![]() ![]() ![]() 何ともはや、来年には大分駅前に、地方の何処に行っても同じように建つ駅ビルが出来るようだ。 広場の工事現場に立つ大友宗麟公の像は、何だか不機嫌そうに見える。 我、宗一族の住んだ家は、近年長池から城崎に移ったが、私が産まれ、幼い時期を過ごした場所は、多少だが偲ぶよすががない訳ではない。 全てが一時間ほどで歩いて周れる、小さな街に詰まっているものを、不思議な気持ちで思い出そうとしている。 いづれも朧げな、記憶を繋ぎあわせると府内城(荷揚城、白雉城)のすぐ脇にある小さい桝目のものばかりだ。 ![]() ![]() 宗家の菩提寺にも立ち寄り、方丈に声をかけ線香を分けてもらい手を合わせた。 幼い頃、襷掛けして岩戸神楽を舞う真似事をした、長濱神社に回り、「トキワ!トキワ!」とはしゃぎ一番楽しみだったトキワデパートへ。 今宵、従兄弟と昔話を語らいながらの一杯の時間が楽しみだ。 ▲
by cantare-so
| 2013-05-14 15:08
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