このメニューを食べられるのは、世界中でわが家だけに違いない。
アカモミタケ(去年11月採取)&タマゴタケ(今年8月採取)をパンチェッタとオーリオとブッロで軽くラゾラーレして、茹でたてのパスタで和え、仕上げはパルミジャーノのすりおろし。
「絶品!」と娘の賞賛を受けて、まんざらでも無い…
宗家の菩提寺に。
古い昔の墓石を探し、江戸時代の高祖父宗数右衛門さんを見つけて興奮した。
(また、いつ来れるかは分からない)
幼い記憶を辿りながら、お城をひと巡り。
断片はいくら繋ぎ合わせても、断片でしかない。
33年前に娘を背負って登ったルートへ。
私は半年余りずっと体調を崩していて、3日前には右脚の膝、実際には太腿の肉離れを起こし、最悪のコンディション。
台風も近づいている。
いったんは中止にしたが、意地っ張りは歳を重ねても治らない。
行程の3分1にも満たない登行がやっとだった。
負って来た肩の荷を、少しの間降ろし、ひと息させて頂きました。
何処に向かって歩いて行くのか?迷ってはいます。
しかし私は自分を急がせて、目を上げた方向へまずは一歩動きださなくては…
「我、山に向かいて目をあげん…」